LNGはマレーシア、オーストラリア等の世界各国から受け入れています。
当基地は、世界最大級のLNG船が入港できる桟橋を備えています。
近年、ますます大型化するLNGタンカーの受入に幅広く対応できることから、LNG調達での
自由度向上とコストの低減に寄与することができます。
LNGはマレーシア、オーストラリア等の世界各国から受け入れています。
当基地は、世界最大級のLNG船が入港できる桟橋を備えています。
近年、ますます大型化するLNGタンカーの受入に幅広く対応できることから、LNG調達での
自由度向上とコストの低減に寄与することができます。
LNGタンクに貯蔵されたLNGは必要に応じた量がタンク内のポンプにより払い出されます。
マイナス162℃の液体であるLNGは、LNG気化器に送られ、海水の熱によりガス化されます。
その後、熱量調整設備で熱量を調整し、臭いを付け、都市ガス(13A)として送り出します。
24時間365日都市ガスを製造しています。
出来上がった都市ガスは、西部ガス等のパイプライン網を通じて北九州・福岡地区のお客さま、
他のガス事業者さまへ供給しています。
また、パイプラインで繋がっていない地区には、ローリー車にてLNGを供給しており、
北部九州の広域供給拠点となっています。
ガステストとは、LNG船のタンク内を天然ガスに置き換え、常温から極低温へ冷却する作業のことです。
新造船やメンテナンス後のLNG船のタンク内は窒素や二酸化炭素等で満たされており、常温です。
この状態でタンク内に極低温のLNGを積み込むと、LNGに窒素や二酸化炭素の不純物が含まれます。
また、温度差によりLNGが大量に気化し、タンク内の圧力が上昇しタンクの破損に繋がる可能性があります。
そのため、タンク内を天然ガスに置き換え、常温から極低温へ冷却するガステスト作業が必要であり、ひびきLNG基地は2017年より本事業に取り組んでいます。
再出荷とは、一度輸入したLNGをISOタンクコンテナやLNG船を通じて海外に出荷する作業のことです。
中国、アジアに近いLNG基地という利点を生かして、ひびきLNG基地では2020年より本事業に取り組んでいます。
LNGはLiquefied Natural Gas(液化天然ガス)の略で、天然ガスを冷却して液体にしたものです。天然ガスは天然に産出される化石燃料でメタンを主成分としています。
不純物をほとんど含まないため、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)や、光学式スモッグなどの原因とされる窒素酸化物(NOx)の排出量が石油や石炭と比べると少なく、さらに酸性雨や大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)を全く排出しないクリーン性が大きな特長です。
また特定の地域に偏在せず、世界各地に埋蔵されており埋蔵量が豊富です。現在も新しいガス田が世界中で発見され、長期に渡る安定供給が見込まれています。
気体である天然ガスをマイナス162℃以下に冷却することで、体積は気体の約600分の1になり、大量での長距離輸送や備蓄が容易になります。日本へはLNG輸送専用のタンカーで輸送されます。
LNGを都市ガスにするには、タンカーで運ばれタンクに貯蔵されたLNGを、
海水で温めて気体(ガス)に戻します。
その後、熱量の高いLPG(液化石油ガス)を加えて熱量調整を行い、においを付け都市ガスにしています。
また一部のLNGはローリー車にて出荷されます。
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